Nゲージ、Zゲージ、Oゲージって何が違うの??
鉄道模型を集めたいな…と思って調べてみるとNゲージ、Oゲージなど知らない言葉が…
ミニカーや飛行機模型だと1/24スケールだとか1/200スケールだとか大きさがわかりやすいのに鉄道模型は全然わからない!集めているけど詳しいことは知らないなって方もいるかと思います。
今回は始めたいけど分からない!!って方や鉄道模型知ってるけど詳しいことまでは知らなかったな…という方のために鉄道模型のサイズについてご紹介いたします。
大まかに鉄道模型の種類は5種類のあります。
鉄道模型の中でも1番最小がZゲージ、そして次にNゲージ、TTゲージ、HO(ゲージ)、Oゲージ、一番大きいものはGゲージです。
Zゲージ
縮尺:1/220
軌間:6.5mm
Zゲージと名前がつけられた由来は「この鉄道模型よりも小さいスケールの模型は将来でないだろう」と言う意味が込められています。
最小の鉄道模型にもかかわらず精密感が有り狭い場所でもレイアウト、ジオラマを設置でき小スペースで走らせることが可能。
小さいのでトランクの中にレールやジオラマを設置して走らせるトランクレイアウトという楽しみ方がオススメ♪
小さいが故に重量が軽くなり、分岐器や急カーブで脱線しやすく、充分な牽引力を確保することが難しい。
Nゲージ
縮尺:1/148~160
軌間:9mm
日本でのシェア、人気を誇る定番鉄道模型といえばNゲージ!!
Nゲージの由来は数字の9を表すヨーロッパ言語が英語(Nine:ナイン)、フランス語 (Neuf:ヌフ)、ドイツ語 (Neun:ノイン)とすべてNから始まることからNゲージとなりました。
日本では縮尺1/150を標準としているが、新幹線車両のみは縮尺が1/160となっています。
イタリア、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ圏とアメリカでは縮尺1/160が基準となっており、イギリスでは縮尺1/148を標準としています。
Zゲージの次に小さいためスペースを取らずに楽しむことが出来る。
カーブも難なく通過するため、日本国内ではが一番レイアウト製作に取り組みやすい。
日本国内では鉄道模型市場の約80%を占めるほど普及している。
TTゲージ
縮尺:1/120
軌間:12mm
1950年代にアメリカで生まれた鉄道模型。
TTゲージの由来はテーブル上でも遊べるサイズの鉄道模型という意味で「Table Top」を略したものです。
アメリカ生まれですが主に東ヨーロッパで流行しました。
日本型のTTゲージは生産されず、日本ではあまり普及しませんでした。
2000年ごろから縮尺が1/120で軌間が9mmのTTゲージナローが登場すると、Nゲージの線路が使用可能となり少しずつ普及していきました。
HO(ゲージ)
縮尺:1/87
軌間:16.5mm
HO(ゲージ)の由来は先に登場していたOゲージの半分(Half)のサイズであるということから付けられました。
日本ではNゲージが主流ですが、海外ではHOゲージが主流で愛好者の数が最も多い。
Oゲージ
縮尺:1/43、45、48
軌間:32mm
Oゲージの由来は当時の1番~5番鉄道模型より小さい鉄道模型だったので0(零)番と付けられました。
その後0(零)をアルファベットのO(オー)と呼びかえOゲージとなりました。
国や地域、愛好者団体の定める規格・規定によって相違があります。
Gゲージ
縮尺:1/22.5
軌間:45mm
最小のZゲージと大きさを比べるとなんとGゲージはZゲージの10倍の大きさ!
ドイツ語で大きいを意味する【Gross】の頭文字が名前の由来になっています。
名前の付けられたドイツで主に流行しました。
庭園鉄道として使用できるよう十分な耐候性を持たせた線路部品が用意されていたので大型模型のシェアを大きく広げるヒット商品となりました。