飛行機用語集
飛行機模型を売りたいけれど何を伝えればいいのか困ってしまうことってありませんか?
今回は飛行機で使われる専門用語についてまとめています。
機体各部の名称
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飛行機用語辞典
あ行
- アドバース・ヨー
- バンク時、補助翼を操作した時の空気抵抗により、旋回したい向きとは逆に機首が振られる現象
- アフターバーナー
- ジェットエンジンの排気管に燃料を噴射し推力を増大するシステム
- ウィングレット
- 航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼
- ウィングチップ・フェンス
- 矢じりのような形状のウィングレット
- LCD
- 液晶ディスプレイ
- エルロン・リバーサル
- 補助翼の操作によって主翼がねじれてしまい、結果として意図した方向とは逆に機体がバンク(ロール)してしまう現象
- エンジン計器・乗員警告システム(EICAS)
- ボーイング、エンブラエル、ボンバルディアの旅客機に搭載されたモニタリング装置で、電子飛行計器システムを構成する装置の一つ
- エンジンナセル
- 走行風を整流するために、エンジンや機体を覆う部品、あるいは構造
か行
- 機体記号
- 航空機に付けられる個別の記号。国籍記号と登録記号により構成されている。俗に英語のレジストレーションを略して単にレジ、レジスタ、レジ番と呼ぶ場合もある。
- キャビン
- 船室
- ギャレー
- 食べ物の調理や準備をする場所
- グラスコックピット
- 乗り物の操縦、運転に必要となる各種情報をアナログ計器を用いず、CRTやLCDに集約表示したコックピット
- グランドスポイラー
- 飛行機の揚力を減少させるための装置で、飛行中に使用する
- クルーレスト
- パイロットやCAが長時間のフライト中に、休んだりリラックスしたりできる場所
- 後縁フラップ
- フラップの一種。主翼の後縁に取り付けられる。離着陸を安定させるために重要な装置
- 高速エルロン
- 内側のエルロン
- 航法灯(左翼翼端灯)
- 航行の安全を図るために航空機に装備されている灯火の総称。他機との衝突防止を目的とするものと、自機の運航の利便のためのものに大別され、前者には航法灯、衝突防止灯、後者には着陸灯、ロゴ灯などがある
- コックピット
- 旅客機の操縦室
- コックピットクルー
- 操縦室で操縦などの機械操作を行う乗務員
- 固定タブ
- トリム・タブの一種であり、飛行中は調整できないため、地上にいる時にそれを工具類を使用してタブの角度を調整する。機体固有のくせを修正するときに行う。
- コンテナ
- 貨物を収容する箱形の容器
さ行
- 主脚(メインランディングギア)
- 胴体のほぼ中央についている脚。胴体が大きい機体は主翼用と同体用の2つずつあり、タイヤは1本あたり4つついている。小さい飛行機は脚が2つでタイヤは同じく4つ
- 主翼
- 航空機の翼のうち、全重量を支える揚力を発生させる大きな翼
- 昇降舵(エレベータ)
- 飛行機の操縦に用いる動翼の一つ。機体の左右軸を中心とした動きを制御し機首上げ、機首下げの姿勢にするために使う
- ジェットエンジン
- 外部から空気を取り入れて噴流を生成し、その反作用を推進に利用する熱機関
- 垂直尾翼
- 飛行機の方向安定と操縦のために尾部に取り付けられる垂直の小翼。垂直安定板と方向舵からなる
- 水平安定板(ホリゾンタルスタビライザー)
- 航空機で、水平尾翼の前部に固定された部分。縦揺れに対する安定と釣り合いを取るためのもの。ジェット機では可動式のものが多い
- 水平尾翼
- 航空機の胴体後部に、ほぼ水平に取り付けられ、縦の安定を与える翼。水平安定板と昇降舵とからなる
- スポイラー
- 航空機の揚力を減少させる装置。主翼の上面に取り付けられた動翼で、起立させることで主翼の流れを乱す
- サイドカーゴドア
- 貨物の搭載のために機体のメインデッキに配置された貨物ドア
- サーボ・タブ
- バランス・タブの一種であり、アームとリンクの働きにより、操縦翼面は操作せず、タブを直接操作することにより、それによる空気力が働き操縦翼面を動かして操縦力を軽減させる。大型機に採用されている
- CRT
- ブラウン管ディスプレイ
- シャークレット
- エアバス社はA320シリーズに装着されるウィングレット
- 主着陸装置
- 航空機の機体を地上で支持する機構で、そのうち特に着陸の際の衝撃などを受けられるもの
- 水平儀(HSI)
- 航空機に取り付けられる航空計器
- スキン
- リブの表面を覆う薄い板。ねじり荷重を受け持つ
- スパー
- 翼構造として翼幅方向に組み込まれた主要部材。これらの桁は翼に作用する前後,上下方向への曲げや捩れなどの空気力,慣性力,重力などの力を胴体に伝える役割をする
- スペード
- 操縦桿が機械的にリンクされている機種では操作に必要な力を軽減させるための補助翼の下部取り付けてある三角形の小さな翼
- スラット
- 主翼前縁の一部分を前方に稼動させることで主翼との間にすき間を作るもの。翼下面側の気流の一部を上面に流すことで、上面の層流境界層にエネルギーを供給し、剥離を遅らせるものである
- 前脚(ノーズギア)
- 胴体の前方についている脚。タイヤは2つついている
- 前縁フラップ
- フラップの一種。主翼の前縁に取り付けられる。離着陸を安定させるために重要な装置
- 操縦桿
- 進行方向を操縦するために、昇降舵や補助翼を操作する棒状のハンドル
- 操舵輪
- 進行方向を操縦するために、昇降舵や補助翼を操作する自動車のステアリングに似た形状のハンドル
た行
- タブ
- 飛行中の飛行機の姿勢を変化させる、主操縦装置の操縦翼面である補助翼・方向舵・昇降舵の後部に取付けられている小面積を持つ可動翼
- チョーク
- 車輪止め
- 低速エルロン
- 外側のエルロン
- DFDR
- デジタル飛行データ記録装置
- 電子飛行計器システム(EFIS)
- 従来の電気機械的な計器の代わりに電子的な表示技術による計器表示システム
- トリムタブ
- 操縦翼面の後縁にヒンジが付いた小型の可動翼。飛行中の飛行機の静的釣り合いを得る
な行
は行
- バランス・タブ
- 操縦翼面の後縁にヒンジが付いた小型の可動翼。操縦翼面を操作すると、アームとリンクの働きにより、タブがその逆の方向に動いて空気力が働き、操縦翼面の動きを容易にして操縦力を軽減させる
- パイロン
- 航空機の翼や胴体の下にエンジン、ミサイル、爆弾、増槽などを取りつけるための支柱
- フィレット
- 翼の付け根
- フラップ
- 飛行機の揚力を増大させるための装置。必要時に主翼から展開させるタイプのものが多い
- ブレンデッド・ウイングレット
- 翼端からなめらかに連続した形状のウィングレット
- フロントスポイラー
- 飛行機の揚力を減少させるための装置で、飛行中に使用する
- 方向舵(ラダー)
- 飛行機の操縦に用いる動翼の一つ。垂直尾翼後部にある翼型の可動部分であり、機体の重心を貫く上下軸を中心とした動きを制御する
- 補助翼(エルロン)
- 飛行機の主翼の後縁部に取り付けた可動翼。これの上げ下げにより、機体を傾けたり、水平に維持したりする
ま行
- メインデッキ
- 航空機で旅客が使用するフロア