知っているようで知らなかった!?プラモデルの歴史や豆知識まとめ!
男の子誰ば一度は触って事がるであろうプラモデル。
世界で最初のプラモデルは?? プラモデルという名称は誰がつけたの?など、知っているようで知らなかったプラモデルの歴史や豆知識をまとめてみました。
世界で最初のプラモデルは?
世界で最初のプラモデルは、1936年にイギリスのIMA社(International Model Aircraft Ltd.)が「フロッグ」というブランド名発売した「ペンギンシリーズ」です。プラモデルは実際には飛べないので、「飛べない鳥」という事で「ペンギンシリーズ」と名付けられたそうです。フロッグ・ペンギンシリーズは1/72に統一された航空機のキットで、最初は3機種が発売されたそうです。
この発売をもって、プラモデルの歴史が始まったと言われています。
日本で最初のプラモデルは?
日本で最初のプラモデルは、1958年12月にマルサン商店から発売された「ノーチラス号」です。「ノーチラス号」とは、アメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦だそうです。
最初のガンプラは?
最初のガンプラは1980年7月に発売された「1/144スケール 機動戦士ガンダム」と「1/100スケール ガンダム」です。価格は当時300円でした。最初のガンプラは、TVアニメ『機動戦士ガンダム』の放映後に発売されています。当時、パーツの色は白のみで、接着剤を使用して組み立てる必要がありました。現在でも当時の金型のまま、定期的に復刻版が発売されています。現在のガンプラは進化を続けており、幅広いラインナップがあります。
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静岡にプラモデルメーカーが多い理由
静岡県内にはプラモデルメーカーが集積しており、国内プラモメーカーの大半が静岡県にあります。その理由としては、静岡県は戦前から木工産業が盛んで、木製模型飛行機の製造が盛んでした。戦後に木製模型からプラスチック模型へニーズが移っていった時に、木工産業の技術を活かしたままプラモデルへ素材転換した会社が多くいたため、プラモデルが発展していったそうです。静岡県は現在でもプラモデル出荷額日本一を誇りっています。
ちなみに毎年静岡で開催されている「静岡ホビーショー」に弊社もメーカーとして出展させて頂きました。
「プラモデル」の名称をつけたのは?
プラモデルの名称を商標として登録したのはマルサンで、1959年(昭和34年)に商標登録されました。当時他のメーカーは、「プラ模型」や「プラキット」などの名称を使うか、一般名称である「プラスチックモデル」という名称にしなければいけなかったそうです。マルサンの倒産などを経て、1975年(昭和50年)日本プラスチックモデル工業協同組合に移譲され、現在は加盟する各社は自由に使ってかまわないことになっているようです。いまでは当たり前「プラモデル」という名称を使っていましたが、こんな縛りがあったのですね。
ちなみに日本プラスチックモデル工業協同組合が毎年開催している「全日本模型ホビーショー」へは、弊社も出展させて頂きました。
有名なプラモデルメーカーと主要商品
国内のプラモデルメーカー
・バンダイ
何と言ってもガンプラでしょう。ガンプラ以外にもプラモデルをベースとしたフィギュアなど、アニメ系プラモデルが有名です。日本人なら皆知っていますよね(笑
・タミヤ
ラジコンカーなどの模型製品や、ミリタリーや航空機のプラモデルが有名です。
こちらも日本人なら皆知っていると思いますが(笑
・アオシマ
デコトラやスポーツカー、艦船模型など、独自路線の製品開発体制や、ユニークな製品ラインナップに力を入れています。
・ハセガワ
飛行機・自動車・艦船などのスケールモデルやキャラクターモデルも製造しています。中でも飛行機模型が得意です。
・壽屋(コトブキヤ)
美少女プラモデルは特に人気があり、精巧な造形とカラーリングが魅力の一つとされています。
海外のプラモデルメーカー
・Revell(レベル):ドイツ
航空機、軍用車両、自動車などのプラモデルを製造しています。
・Dragon Models(ドラゴンモデルズ):香港
戦車、航空機、軍用車両、などのプラモデルを製造しています。
・Airfix(エアフィックス):イギリス
航空機、軍用車両、船舶、フィギュアなどのプラモデルを製造しています。
まとめ
「知っているようで知らなかった!?プラモデルの歴史や豆知識まとめ!」はいかがでしょうか?プラモデルは日本の代表的な文化として世界的にも知られている物です。まだ作った事のない方も、この機会に作ってみてはいかがでしょうか?